黒の日記

とにかくひどい

8月29日

 土曜日だった。会社と雇用契約を結んでいた頃であれば、週によっては出勤しなければならない日だったが今は働いていないので無縁の話であった。

 今日は8時前に目覚め、NHKで放送されていた「お母さんと一緒」をぼおっと眺めていた。こんなゆったりと過ごす朝は社会人時代では考えられないことだと思った。ありとあらゆる社会的しがらみから解放された今の生活のありがたさを再確認してから慎ましく2度寝をした。

 

 そういえば、一つ前の記事で、「夜な夜な自分の書いた記事を見返してはコソコソ修正を施していることが読者登録している人達に筒抜けなのではないのか」「肩の力をうまく抜いたような文章に見えるように実は根絶丁寧に書いていることがバレているのではないか」「皆その通知をうっとおしがっているのでないか」「あるいはそれを見て『ダセ〜こいつ』とけらけら笑っているのではないか」と胸中の不安を明かしましたが杞憂であることがわかりました。教えてくださったししみさん、改めてお礼を言わせてください。ありがとうございました。

 記事を後から修正してもバレないことがわかった。

 残された問題は、前回の記事を見たもの全員の記憶をいかにして消すか、また、住居をどうやって特定するかということだった。

 とりあえず、これからに備えてAmazonで手頃な重さのバールを買うことにした。値段が3270円もして、痛い出費だと思った。