黒の日記

とにかくひどい

すごい寝てました。

今日は午後まで寝ていました。早朝まで英検の勉強に励んでいたためです。にもかかわらず祖母に「暇人はいいねぇ」と小言を言われました。確かにたいていは暇ですがいつもそうではないぞ!と憤怒しました。しかしその後でピザを焼いてくれたのでどうでもよくなりました。美味しかったです。

それからゴロゴロしているとS君が今日も家に来た。玄関前に立っているカバンを背負った彼を見たとき、昨日僕が腐ってるかもしれないチョコを渡したことに気づいて怒っているのかと思ったが、僕を見たときの彼の第一声が「掛け布団とかけうどんってなんか似てるよね」というアホなことだったというところを見るにどうやら杞憂だったとわかった。超安堵。

S君を部屋に引き入れ、どうでもいいことをして遊んだ。どうでもよすぎて何をして遊んだか思い出せないほどにどうでもいいことをした。そういえばS君はたまに僕に隠れて持ってきた鞄に何か詰め込んでいて何してるのだろうと思った。

しばらくするとS君は時計を見て「あ、時間だ」と言って立ち上がった。
玄関で彼が靴を履く。そのとき、彼が背負っていた鞄から本がちらりとはみ出しているのが見えた。タイトルを見てみるとちょうど昨日僕が買った本と同じものであった。その奥を覗き込んでみるとこれまた僕が大事にしていた美ら海水族館で購入したあざらしのたまちゃんのぬいぐるみがあった。こんな偶然もあるもんなんだなぁと思いつつ僕は彼を見送った。